一般社団法人日本水中技術振興会では
以下の事業を行っています
- 水中ドローン操縦士の育成
- 藻場造成による環境改善
- ダイビング&水中ドローンで水底清掃
- 水中ドローンを活用したSDGs地域学習
- 1. 水中ドローン操縦士の育成
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一般社団法人 日本水中ドローン協会が認定する水中ドローン安全潜航操縦士の継続的な技術向上を目的とした育成を行っています。
- 2. 藻場造成による環境改善
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地球温暖化による海水温の上昇は、さまざまなところで悪影響を与えています。その一つの原因として全国の藻場の減少。当団体では、新たな藻場の誕生へ底質改善から藻類育成そして各水域に生息できる生物を蘇らせる試みを行っています。
- 3. ダイビング&水中ドローンで水底清掃
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水中ドローンを活用することによって水底に沈むゴミの回収を誰もができるようになりました。水中ドローン安全潜航操縦士の指導下で見えないエリア(水中)の環境を知ることによって身近なSDGsへの取り組みに参加できます。
- 4. 水中ドローンを活用したSDGs地域学習
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「水中ドローンを活用し身近な水域の現状を知る」→「どうすれば環境改善できるか?』自ら答えを導き出す。」→「継続的な観察を行い環境変化を確認する」SDGsを自分ごととしてとらえる地域学習を行います。
水中ドローンとは
「水中ドローン」とは、有線で遠隔操縦ができる小型の無人潜水機のことです。水中ドローンを利用することで、水中の映像をリアルタイムに見ることができます。
水中ドローンの活用事例
レジャー・エンターテイメントで水中映像を楽しむ
レジャーでの用途はいろいろです。スキューバダイビングをしなくても水中景観を覗いたり、釣りを始める前に魚影や海域の様子を確認するのにも使われています。
各種メディアや報道での水中映像撮影、水族館などのレジャー施設での水中映像撮影にも活用されています。
船舶の定期点検の効率アップ
船舶の定期的なメンテナンスには時間も費用もかかっていました。操作が簡単な水中ドローンを導入することで、特に船底の状況を簡単に把握することができます。その結果、定期点検にかかる時間やコストの削減につながります。
魚網の確認作業に
漁業関係では、水中の状況を把握することはとても大切なことです。水深100mまで潜航可能な水中ドローンを活用することで、漁業に関連する潜水作業のリスクも軽減できます。潜水+水中ドローンの有効的な活用がこれからの漁業管理を安全で負担の軽減につながります。
潜水士の負担軽減と安全管理
アメリカでは、すでに潜水活動する潜水士の水中活動の一部を水中ドローンで行う活動がスタートしています。
防災機関の潜水士による潜水活動は過酷な環境下での活動となり危険が伴い、潜水士の負担は非常に大きいものです。今後は、水中ドローンを捜査にも活用することで、潜水士の負担を最小限に抑えることが期待されます。
- 港湾構造物状況の調査
- 魚影の確認
- 上下水道施設関係
- 貯水槽や防火水槽の点検